私服のセンスが変?道路沿いに立つサムライガールのイラスト看板(徳島県)
- 2014/03/27
- 23:32

【徳島県吉野川市】国道192号沿い、阿波川島駅付近(2013)
徳島県の吉野川という大きな川に沿って、西へ向かう道路、「国道192号」。
そこを走っていると、吉野川市の阿波川島駅あたりで、こんなイラストの描かれた看板広告が立っている。
よく見てみると…。

はかまを着た女性の周りに、東南アジアの国の旗を持った老若男女がいる。
その上に、「健祥会グループは、アジアの健康に貢献します。」と書かれている。
健祥会は、徳島県を中心に、60もある福祉施設を経営するグループだという。

さらに拡大。
えんじ色の着物に、鮮やかな黄色の袴を着た、ポニーテールの人を中心に、4人の老若男女が歩いている。
左から、フィリピン、ベトナム、日本、タイ、インドネシアの国旗を持っており、彼らの出身国を表しているそう。
はかまといえば、だいたい黒とか紺とか、地味な色だが、アジアがテーマということで、鮮やかな色になっているようだ。
それとも、私服の趣味があまり良くないのだろうか。
胸や腕に付いている、「心」と書かれた紋は、どうかと思うけれど。
腰にさしているのは、刀ではなく、ハートのマークが付いたハンマーのようだ。
武士…のコスプレをした人なのか。
それとも、この人は外国人で、武士のコスプレをしたら、こんな風に勘違いしたものになってしまったのかもしれない。
日本の旗を持っているが、多分、違う国だろう。

ちなみに、裏側を見てみると…
「健祥会グループは、3・4・5歳児を鍛え、強い日本人をつくります」
と書かれ、さっきの袴の子の横で、園児が遊んでいる。

幼稚園児の服を着た幼い子供の横で、袴の人が大きな旗を振っている。
一緒に走っているようだが、袴だと走りにくいのか、
早くも園児から遅れているようにも見える。
武士コスプレをしたのはいいが、袴だと走りにくいのは計算外だったらしい。
ちょっと困っているかもしれない。
しかし、笑顔のまま、この状況を楽しんでいるようにも見える。
細かいところは気にしない。ムードメーカーとして、この場に立っているのだろう。
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